①食べることが好きになるこども・大人が増える
食を楽しむ力
おいしく食べると心も体も幸せになる。
美味しい味だけでなく、家族やみんなで調理・作業した楽しみも一緒に味わってほしい。
食を楽しむことは、より豊かな人生をおくること。
おいしい・楽しい食体験を積み重ね、食を楽しむ人が増えるように。
健康増進
1日に必要な野菜摂取量は、成人男女ともに350g(内訳:緑黄色野菜120g、淡色野菜230g)厚生労働省の調査によると、実際は(成人)280g程度しか摂取できていません。(厚生労働省の令和1年国民健康・栄養調査」より)
大人は、生活習慣病の予防に。さらに、こどもは成長期に必要な栄養をしっかり野菜から摂り入れる。
「身土不二」という言葉があるように、その土地で育った作物を食べることが、健康への第一歩。
自身で栽培、収穫した野菜を食べて健やかな毎日へ。
②食の成り立ちを知るこども・大人が増える
食の成り立ちを知ることで、これからの食人生が豊かになります。
また、食の成り立ちは歴史や文化と密接な関係があり、その時代の背景を知ることができます。
飽食の現代だからこそ、身近な食べ物が何からできているかを知ることは、意義があると思っています。
現代は、欲しい情報が検索すればすぐに手に入るようになりました。そんな時代だからこそ実際に見て、感じて、味わって、五感を通して感じてほしいと思います。
③日本の美味しい料理をたくさん知っているこども・大人が増える
四季が豊かな日本は豊かな自然があり、そこで生まれた食文化が和食。
和食はユネスコ無形文化遺産に登録され、海外からも注目されています。
日本の食文化を後世につなぎ、多くの日本人が和食を食べ続ける事が和食文化を守ることに繋がると思っています。
やがて、こどもたちが次の世代へと受け継いでくれるように、楽しみながら伝えていきたい。
④地域との繋がり・こどもの社会性を育てる
地域と人をつなぎ、コミュニティを活性化
少子高齢化、核家族化など生活様式が多様化しています。 昔は親以外の大人がこどもに接する機会が多く、地域の人々とのつながりも深くありました。
こども達も、年の違う友達と接したり、幼いこどもと遊ぶなどの経験ができていたと思います。
近年では多くの地域において、昔と比べこのような経験をしにくい環境です。
人と人との連帯感やつながりがあるなかで、安心してこどもは育ち、大人になります。
また大人である私たちも、子どもたちを地域の子どもとして見守り、育てていきたい。
⑤高齢者がキラキラと活躍できる場所をつくる
住み慣れた地域で生きがいを持ち、健康で楽しい生活が送れるように。そんな場所をつくりたい。
山の様子から季節を感じ、人との会話など様々な刺激を受けることが、心身に活力を与えます。
外に出る用事があることは、閉じこもりの予防にもつながります。
畑を通じて、明日への楽しみを生み出し、キラキラと健やかな生活をおくれる人が一人でも多く増えるように。